その246 照明で感じた、時代と年齢
我が家の和室の、電球が切れました(^^;)。

わたくしごとですが我が家は中古住宅でして、前のオーナーさんの持ち物を譲り受けて使っているものがいくつかあります。和室の照明もそのひとつで、やや古いものであり蛍光灯タイプです。
電球の交換って、ご高齢の方にはなかなか難しい問題ですよね。
高いところでの作業は落下や転倒の危険もありますし、腕を高く上げるのがそもそも無理、四十肩五十肩…なんて方もあります。
また照明のカバーといいますのが、大きい。大きい割にプラスチックで強度がないものですからヘタすると凹んだり割れたりしますね。
電球の交換自体はもちろん電気を切って、暗い状態でやらねばなりません。これまた目の弱った方にはきつい。懐中電灯を持っての片手作業も危ないです。
そもそも電球自体が割れやすいもので神経を使います。
筆者も、両親が存命中は実家に帰るたびに「電球の交換」を頼まれていたのをよく覚えております。
家の中になにか、どっかしら電気のつかない場所があるんですよね(^^;)。どうして切れたまんまにしておくの、危ないじゃないかと言うと「交換が面倒くさい」と両親は答えるのです。面倒くさいというか、まあ、正直危なくてやりたくなかったんでしょうね…。
家人の両親は健在なのですが、電球の交換はなじみの電気屋さんに頼んでいるそうです。いわゆる「街の小さな電気屋さん」が近所にあるそうで、こうした交換や設備の保守点検などは小さな電気屋さんの重要なお仕事(かつ収入源)になっているのだそうです。
体力的に厳しいのなら電球の交換なんかで高所から落下して骨折、なんて危険を冒すよりは、多少の手間賃がかかってもそれが賢明かもしれないと筆者も思いました。
しかしこのご時世、そうしたこまごまをやってくださる「街の小さな電気屋さん」がすでに希少ではありますが…。我が家の近所には残念ながらありません。
かくいう筆者も、電球が切れてから数日放置してしまいました。それほど忙しかったわけではありません。メンドウだったからです(^^;)。あ、これ生前の両親と一緒だなと思い先日気合を入れて電球交換に挑みましたが、「気合を入れ」ないとできなくなっている自分にやはり年齢を感じました(笑)。
照明のカバーを外し点検すると、蛍光灯とグロー球が4つづつありました。そのうち、グロー球が1つしか点灯しません。あ、まずこっちを交換しないと電球が切れているかわからないなと思い、近所のドラッグストアに行きました。
そして店員さんに「グロー球ありますか?」と聞いたら…どうもその店員さんは「グロー球」をご存じなかったようです(^^;)。LEDにはありませんものね、グロー球。それに「球」とはいうけどいわゆる電球の仲間ではなくて、点灯電圧を貯めるための部品です。改めて考えるとややこしい名前ですねw。
(余談ですが昔の照明は電球もナツメ球もグロー球もすべて見えていましたので、子供でも「なにか電球以外の部品がある」ことは知っていました。今の照明は全面がカバーに覆われてめったに見る機会がありません。見えなければ知りようもありませんよね。)

とにかくこれからはお若い店員さんはグロー球などご存じない世代になるのだなあ…と、またしても時代と年齢を感じた次第でありました。
グロー球と蛍光灯を取り替えて和室の照明は無事復活。ついでに点灯が遅くなっているなと感じたキッチン流しの上の照明、洗面台の照明もグロー球交換をいたしました。スイッチを入れてすぐ点灯してくれるのはやはり便利(当たり前ですが(^^;))ですね。ああこういうのも気づいていた、不便を感じていたくせに後回しにしていたのか…と反省しきりです。
このなんとなく「めんどくさい」「今度でいいか」も老化のなせる業だとするなら、電球の交換も立派な介護予防と言えるでしょうね。
できるうちは自分で、次回からはもっと速やかに(笑)交換し続けたいと思います。