その122 たまにお粥食べると美味しい

2021年、明けましておめでとうございます<(_ _)>
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さてこのコラムが掲載されるのは3が日も過ぎた後。すでに仕事始めでしょうか。お正月のご馳走、お酒の影響は大丈夫でしょうか(^_^;)?

7日は言わずと知れた「七草粥」の日で、介護施設でも用意するところが多いでしょう。通説ではお正月のご馳走に疲れたお腹を休めるためのお粥だそうです。そういえばセリナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ…(この七草は呪文のように唱えて覚えたもので…)は整腸作用の高いものばかりですね。

本来の目的から言えば、介護施設で暴飲暴食する方はほとんどいないでしょうから、健康な一般人こそこれを食するべきであると思われますw。

このコーナーでは去年から繰り返し「免疫力をつけよう、しっかり食べよう」と言ってきましたが、食べすぎはもちろん毒。たまにお粥を食べるとお腹がホントにラクで…wまた食欲が戻ってきますね。

筆者もだいぶ「古い人間」に近づいてきたせいか、昔からの方法、道具の意味がだんだんと身に染みてまいります。

たとえば土鍋…冬はお鍋が多くなりますが、あれは普通のお鍋と火の通り方が違うのですね。短時間で野菜がとても柔らかくなる。白菜の芯近くまでどんどん食べられるのは土鍋のおかげです。たくさん食べられて消化がラク、となればこれは風邪の季節にピッタリ。おまけに部屋まで加湿されて言うことありません。

…比べるのもなんですが、電子レンジとエアコンではこうはいきません。

お腹に負担をかけず、でもしっかり食べて、冬に対抗するに実に合理的な方法だと改めて感心いたします。

この7日は、ひとつ土鍋で七草を炊いて…新しい年に挑もうと思います<(_ _)>

では改めて、今年もよろしくお願いいたします。

(余談)
丑年のイラストのため牛さんの写真を見てみたら…一番身近な白黒のホルスタイン、飼育下では「ツノがない」ことに気が付きました。危険防止のためツノが伸びないよう、処理するそうです。
冒頭のイラストでは「イメージ優先」でツノを描きましたが…実際に見る牛は(野生のを見る機会はほとんどないので)ツノがないのがホントなんですね。ひとつ勉強になりました(^_^;)。