その182 「お水を飲むのを忘れない」グッズ

毎年言っておりますが、また脱水注意の季節がやってまいりました。水分補給、意識しておられるでしょうか?

今までに脱水予防については、

①筋肉量を保つ
…小さなお魚はすぐ干物になるように、人間も筋肉が少なすぎると脱水の危険も上がってしまいます。適度な運動で筋肉量をキープ!

②経口補水液をつくる
…市販のスポーツドリンクや経口補水液が買えないとき、また味に飽きてしまったとき。自宅で、水一リットルに砂糖大さじ1、塩小さじ1、お好みでレモン少々、経口補水液が作れます。

③水分は持ち歩き、補給はこまめに
…いっぺんにたくさんの水分をとってもあまり意味がないどころか、胃液や体液が薄まって却って逆効果。1時間に湯呑いっぱいくらいを目安に、こまめに補給するのがベスト!

…などなどのお話を書いてまいりました。
理屈は(管理栄養士さんに教わったことですのでw)確かにこの通りですが、さて実際に水分補給、ちゃーんとできていますでしょうか?

例えば会社でみんなで働いているとき。また外で暑いなか活動しているとき…は、却って安全な気がします。人の目もあり、外に出るという意識もあり、意識的に休憩がとれるものですね。

逆に忘れがちなのは、自宅で一人のとき、室内でのお仕事や作業中などではないでしょうか。集中すると休憩も忘れ、コーヒーも飲まない、なんてタイプは要注意ですね…。

総務省消防局の調べでは2017~2019年に発生した熱中症のおよそ4割が「敷地内すべての場所を含む住居」だそうです。敷地内というとお庭や駐車場もあるでしょうが、在宅ワークも増えた昨今、屋内での熱中症には特に注意が呼びかけられております。

そこで筆者も、理屈だけでなく「室内での仕事中にお水を飲むのを忘れないための具体的な対策」を考えてみました。
単純ですが、やはりいつも目の前に水分があるという状況がいいでしょう。休憩して水を飲みに行くのではなく、常に手元に置く。見れば手に取る。

というわけでマグカップに水分を入れて机に置くのですが、これはすぐぬるくなってしまいます…(-_-;)。正直、美味しくないものは飲みたくないw。といって最初に氷をたくさん入れておくと、カップが結露して机が濡れてしまうし…。

ということで今だいぶ安くなってきた真空タンブラーを買ってみました。千円もしません。これに少し氷をいれておけば、冷たいまま3~4時間ほどもちます。真空タンブラーは結露もできず手も机も濡れません、絵を描く作業にももってこい。これは気に入った!

…なのですが、ひとつだけ不満が。
縦に細長くて、倒れそうで怖いんですね…(^^;)。ウチは猫も飼ってるものでイタズラされる危険もある。うーむ、どうしたものか…。

と、考えていたらまたいいものを見つけました。これまた最近はやりの、真空ペットボトルホルダーです!
これは魔法瓶のような容器に市販のペットボトルをそのまま入れてしまうもので、保温・保冷効果もばっちり。大きさ、太さ、安定感もあって倒れにくい。冷蔵庫で冷やしたお水のペットボトルを入れておけば経済的です。よし、これで決まりです!

…と、数日使っていて、またほんの少し不満が出てきました(笑)。いちいち蓋を開けるのがメンドウなんですね…(^^;)マグカップやタンブラーなら片手で使えますが、蓋を回すのにはどうしても両手が要る。すると作業が中断します。(まあ水分補給の時くらい作業も休めばいいんですが、どうしてもノッテるときというのはありまして…w)ここだけ、なんとかならんものか?

すると、これが実はなんとかなるんですね。
100円ショップに片手で開け閉めできる(押し込んで閉めるタイプの)ストロー付きペットボトル用キャップが売っているではありませんか(笑)。これなら万一倒れた時も安心です。いやー…なんといいますか、商品開発ってすごいですねw当方が不満に思う程度のことはもう全部答えがある。感心してしまいました。
このキャップは自転車運転中とか、スポーツ中に片手で飲めるよう考えられたものだそうです。筆者は山に行くときも使っていますが室内でもとても便利です。

これで真空ペットボトルホルダー×片手用キャップの最強・水分補給グッズができました!

いまこの文章を書いている現在も左手の届くところに置いてあります。今年の夏は、この最強グッズを相棒に、こまめに水分補給しながら仕事に励みたいと思います。