その114 目に見える腸内環境
8月に入り東京、先月の長雨がウソのような酷暑に見舞われております。ホント、マスクが必須な職業の方々が気の毒になるほどで…。お疲れ様でございます<(_ _)>。
さて筆者はこの夏、糠漬け作りに挑戦していると先々月書きましたが。
驚きました。糠漬けって、本当に腐らないんですね。夏の常温でも。
現代、一般家庭の食べ物保存法はほとんどが「冷蔵庫」でしょう。お肉やお魚をお酒やスパイスに漬けるなどの保存法でも、まず冷蔵庫にしまいますね。…正直、大丈夫とは言われても一抹の不安がなきにしもあらずで、毎日糠床の様子を見ては冷蔵庫に入れたほうがいいのかな、なんて悩んだりもしました。
常温保存とはなかなか勇気のいるものですw。
野菜やヨモギなどの野草を天日干ししたり、ラッキョウを酢漬けや塩漬けなどして常温保存したことはあります。それらは明らかにカラカラに乾いていたり塩、酢にドボンと漬かっているのでまあ安心…その代り、当然しょっぱくなりますよね。まあ保存食というのはそういうものだと思っておりましたが。
それが糠漬けはそれほど塩っぱくもならず、干からびもせず腐敗もせず、常温保存で堂々としております。大したもんです…不思議だ(^_^;)
いえ理屈は一応習ったのですw当社の管理栄養士さんに、ちゃんと「腸内環境」について教えてもらいました。
お腹を壊すのは腸内で悪い菌が繁殖してしまうから。それを防ぐには「いつも腸内をいい菌で一杯にしておく」こと。腸内で菌が生息できる量には限りがありますので、先にいい菌で「満員」になっていれば悪い菌がそれ以上増えることはできません。ざっくりいってこれが腸内環境の整え方です。
いい菌の代表である「乳酸菌」を毎日取りましょうと言われるのはそのためなのですが…。
要するに今、私の腸内はこの糠床のようになっている、ということですねw。
毎日食べてますから。
よくお医者さんで見せられる「お酒を呑みすぎた肝臓」とか、「タバコを吸いすぎた肺」などの写真は実にオソロシイものですが…。あれの逆です。
腸内のいい状態を目の前に見せられているようなもの。
これは頼もしいです。
眺めているだけで元気が出そう(^^)。
食べ物なんてノドを通過してしまえばもう目に見えないものですが、大事なのはお腹に入ってから。
自分のお腹だと思って、以降も糠床を大事に扱っていきたいと思います。
(追記)
管理栄養士さんに習ったお話をマンガにしたものはたくさんあるのですが、自分で読み返して考えると「うーむ、確かにそのとおり…」ということばかりです(^_^;)
ついでですが脱水予防マンガの新作も載せておきますね。