その50 大人は何をして遊ぶか
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。
(弊社が本社を置く、東京荒川区の冬の空でございます)
童謡『お正月』では一番に「お正月には凧揚げて、独楽をまわして遊びましょう♪」二番に「お正月には鞠ついて、おいばねついて遊びましょう♪」とあります。一番は男の子、二番は女の子の遊びですね。いずれもアウトドアな、スポーツ要素のある遊びです。そのほか福笑いやすごろくなど、インドアで頭脳的なゲームも定番ですね。
さてその間、大人は何をして遊んでいるのでしょうか?
お節を食べ、お酒を飲み、現代ならテレビのお正月番組とニューイヤー駅伝を見る…といったところでしょうかw。
考えてみると、お正月に限らず大人は「遊び」が貧弱なように思えます。
自分自身、子供のころはかくれんぼやおにごっこなど道具もいらない外遊びをしていました。体力勝負です。小学生になると野球、サッカー、家ではファミコン(もうこの名前は懐かしいですねw)など。もっと長じて外遊びはしなくなり、室内で友達とテレビゲーム、将棋、悪ぶって麻雀などをするようになり。若干お金や道具が必要な頭脳ゲーム中心になってきました。
…それが大人になった今は、遊ぶというと「ちょっといいもの食べようか」「まあ一杯呑みに行こうか」…体力も頭脳も不必要なことばかり(笑)、だいたいそれは「食事」であって「遊び」ではない。たまに映画を見る、どこか出かけるといってもお金で楽しみを「買って」いる感があり、遊びとしては安易なものです。小学生の時は1円も使わず1日遊べたのに、いま現在そうしてみろと言われたら何をしたらいいか、困ってしまいますね。
大人こそもっと遊んだほうがいいんじゃないか、楽しんで頭と体を使う感覚を忘れてるように感じます。私自身、「遊び下手」になっております…。
今年はひとつ「遊び上手」を目指してみることとします。条件は、
・頭脳か体力を使うこと
・お金にたよらない工夫があること
・毎日の中で無理なくできること
…これは、なんだか「介護予防」の条件に似てしまいましたが…w。
まずは固いことはいわず、やってみようかなと思います。