その146 「転倒」しました(笑)
仕事だったら笑い事ではありませんが…転んだのは筆者です。お笑いいただきたい(^^;)
私事ですが、筆者は運動不足解消と体のコリをほぐすため、軽いジョギングにラジオ体操を続けていることはこのコーナーで去年何度かお話いたしました。あれからずっと続けておりまして、もう1年になります。
それがこの前、ジョギングコースである公園の木の根っこに蹴躓いて、ポーンと前方に飛んでしまいました(^^;)。いやはや、こんなに見事に転んだのは物心ついてから数えるほどしかございません。
介護で「利用者さんが転んでしまった」はいわゆる「転倒事故」です。事故が起きたらその状況、どうして起きたかの原因分析(事故分析)、再発はどうしたら防げるかの防止策…などを書き込み、報告する義務があります(事故報告書といいます)。
この際ですから、自分で自分の事故分析をやってみますと。
・転んだのは12月。
…寒い時期で、体が十分温まっていなかった可能性があります。準備運動を入念にすべきでした。
・場所は公園の地面部分、木の根っこ。
…整備された道路部分もありますのでそちらを走るべきでした。
・考え事をしながら走っていた。
…仕事の途中で走りに出たので、集中力を欠いておりました。これは大きいです。走りに行く前に、コーヒーでも淹れて頭を切り替えるべきでした。
などなど。我ながら後から考えるといろいろ出てくるものですw。というより、マジメに考えると「それは転んで当然だ」という気もしてきます…(-_-;)。
むしろなぜ「その当然の準備をサボったのか」が問題で、忙しかったとか急な用事が入ったとか。すると急な用事くらいたまにはあるのだからもっと余裕をもって…と、どんどん原因はでてきますね。実際の介護現場でもこのようにして事故分析と対策が行われるわけです。
これが高齢者ですと一度の転倒で骨折、寝たきり…なんてケースはざらにあるものですから、本当に油断はできませんね。
ただ筆者にとって幸運なことに、この時は自然に「前回り受け身」が出ました(^^;)
勢いよく転んだのが逆に幸いしたのか、手から着地する形になりましたもので(高齢者の転倒はもっと思わぬ形で来ます)そのままくるっと前転して無傷の事なきを得ました。
…別にもと柔道部とかそういうわけじゃないのですが、やはり習っておくものですね…。
軍手と靴が少し汚れたくらいで済みました。
筆者はいま41歳です。
一応健康には気を使っているつもりですが、近年「シルバー川柳」に笑えないモノが出始めました(^^;)。さすがにまだ記憶や脳のことはありませんが、たとえば靴下を履こうとしてバランスを崩したときなど
「靴下を 立って履くのは E難度」(第18回入選作品)
を思い出してしまいますw。
過度にケガを恐れて運動はできませんし、しなければすぐ衰える中年の筆者。転ばぬ先の杖とはいいますが、「受け身」もマジメに練習しようかと検討している今日この頃でございます…。