その145 2022年もよろしくお願いいたします
明けましておめでとうございます(*- -)(*_ _)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
20年、21年と介護…いえ日本中、世界中が新型コロナウイルスの話題ばかりでしたね。今年こそはもう少し明るい話題が増えてくれればと思いますが。
国内の感染者数は年末にかけてかなり落ち着いてきた様子で、明るい兆しになればなあと願います。
ただ、病気の感染とはほかの場面で、意外な影響がニュースになっておりましたね。
それは外国からの「技能実習生」の問題です。
主に東南アジアから日本に仕事を覚えに来られる留学生のかたがた。介護ではベトナム人学生を中心に当社でもたくさん働いておられます。学生さん以外でも介護職員には外国の方がかなりいらっしゃる印象で、韓国の方、タイの方なども筆者の知り合いにおられます。
その「技能実習生」が日本に入国できない…という、新たな問題が浮上しました。外国から来られるわけで、いま渡航も制限中。当然これもコロナの影響(-_-;)いやはや、問題は尽きませんね…。
技能実習生は介護のみならず、多くの生産業、農業漁業などでも活躍されているとのこと。毎年かなりの人数を受け入れているようで、すでにアテにしていた企業は来春の職員が足りないと大慌てであるそうです。ニュースでは「中小企業の危機」などと書いてありましたが…。
なんと申しましょう、そこまでアテにしてしまうのもちょっとこういう場合どうなのかと考えてしまいますね…。
もちろん技能実習生を多く受け入れる企業にはそれなりの考えがあるのでしょうし、渡航が制限される事態など予測もつかないことでしたので仕方ない面もありますが。やはり危険は危険だなあ、と感じます。
介護では「外国人技能実習生を受け入れる」と決まった折には賛否両論、意見百出いたしました。「外国の方に高齢者の面倒を任せていいのか」「安い労働力として考えていないか」などなど。
そういった様々な意見に対してお国は技能実習生の受け入れには「介護職員の人手不足を解消する」を大義名分にしていたわけですが。うーん、国内で成り手の少ない職業なのは待遇含め環境の問題が大きいと思いますし…それを他所から人数集めて人手不足解消というのもなにか「虎の威を借る狐」
という気分も残りました。
しかし事ここに至ってそもそも「外国の方が来られない」という事態を想定していなかった(^^;)と、なると。これは虎の威を借る狐ならぬ「トラぬ狸の皮算用」だったのでは…と思わずにはおれません。
関係ないですが今年はトラ年ですね(-_-;)。
ともあれ、今年はこれまで以上に国内の介護職員に対する関心が高まるのは間違いない、と思われます。筆者もこのコーナーでまた一年、皆さんと一緒に勉強していきたいと思います!
それにしても日本人でもムズカシイ介護のお仕事を、言葉の壁を乗り越えて頑張っておられる外国人職員さんには筆者はいつも感心というか尊敬というか、「ホントにスゴイなあ」と(小学生のような語彙でスミマセンが…(^^;))思います。