その37 普段着で介護

イラスト1

自分自身、介護職員を経験して「街で介護職員をみるとすぐわかる」ようになりました。経験者のみなさんならきっとそうだと思われます。
気をつけていると買い物客の中などに、一日何組もの職員・利用者さんのコンビを見かけます。

しかし介護職になる以前は、まったく気がつきませんでした。「買い物の支援」自体も知らなかったし、第一なんの違和感もなかったからです。普通の「風景」でした。
この感じはちょうど、なにかのきっかけで花の名前を覚えると「あ、ここにも咲いてる」と気づくようになる…あれに似ています。

ところが数日前スーパーにて「違和感のある2人組」を見かけました。介護職員と利用者さんのコンビなのですが、職員さんのほうは制服を着て、ネームプレートを着けていたからです。
…かなり「浮いて」ました。

大起エンゼルヘルプには制服はありません。
普通の生活を支援するのだから普段着でいいと言われ、私もそんなものかなと勤めていました。

実際街中で制服をみて、理屈というよりヴィジュアルで理解してしまいました。
目立ちます。
やっていることは普通の買い物なのに、制服だけが「私は介護職員でこの人は介護が必要な人なのです」とアピールしてきます。
…要らぬ情報です。

制服の施設が多いのは知っていましたが、せめて街にでるときは普段着がいいなあ…と切に感じました。

ちなみに大起エンゼルヘルプでは、訪問も施設も制服ナシ、普段着です。興味のある方、どうぞ自由な服装で見学に来てください。
(…洗濯ものには漂白剤を使いますので、あまり高価な服装はオススメいたしませんがw…)

追記
目立つと言えば、これも目立ちます。

イラスト2

脇を上に引かれると大変歩きにくいです。特に身長差がある場合みていてハラハラします。別の支援があるなら、見た目にも避けたいやり方ですね。