その134  今年の梅雨は暑い?涼しい?

個人的には、2021年の梅雨は涼しいと感じます。
東京荒川区では6月中、極端な猛暑日はなく、雨も多かったせいで早朝などはまだ長袖のいる日もありましたね。

筆者が「今年の梅雨は涼しいな?」と気が付いたのは、その早朝の公園です。
例によって朝のラジオ体操に顔を出したところ、半袖では動いているときはいいのですが、立ち止まると涼しいんですね。体操の途中など、汗をかいているので「止まって待つ時間に風が吹く」と寒い(^_^;)と感じました。

それと公園は地面が土で、大きな木と植え込みが周りをかこっています。真ん中には大きく浅い池があり、葦が生い茂っています。
土と植物のせいで、空気がさわやかで、湿度が高くても涼しく感じるのですね。

今年が涼しいのと、公園が涼しいのと、ダブルの効果で体温調節が難しいと感じましたw。

感心したのは、ラジオ体操にくる高齢者のみなさんは6月だというのにちゃんと長袖のジャージ、パーカー、帽子や、人によっては手袋など。「防寒対策」がきちんとできていたことです。体操で熱くなったら脱げるように、レイヤードスタイル(重ね着)です。さすがに文字通り年季が違います。
筆者などは「6月に長袖はさすがにないでしょう」という先入観がありました。よく考えたら別に根拠のない思い込みで、何月だって寒いときは寒いのです。半袖で「失敗した!」と思いつつ、介護職員として「季節に合った服装を」と覚え、他人にも勧めてきた割には…我ながらマヌケだと反省しきりであります<(_ _)>
※ちなみに6月25日の朝は20度の湿度85%。自分には半袖で公園だと少し寒いくらいでした。

この頃、自分が40代になったこともあってつくづく感じるのですが。

夏になるとよく聞く「高齢者は脱水注意」「高齢者はエアコンを使わない」「高齢者は〇〇…」というアレ。
若い人も言うほどしっかりしてないと思うんですね(^_^;)。

事実、介護職員も毎年脱水で倒れます。
エアコンは忘れなくても、外に行くときの服装は間違えて、出先の冷房でダメージ受けたりするのはむしろ若い人のほうです。
かえって高齢者でも健康な人の場合はちゃんと上着を着て、毎日ラジオ体操に来ています。

「慣れ」の問題ではなかろうか、と思いますねえ…(._.)

特に「おじさん」の年齢になって思うのですが危ないのは中年ではないかと感じます。暑い寒いくらいほんとの若者(10代20代)は振り切ってしまいますし、高齢者は対策ができている。一番危ないのはまだ若いつもりでいる中年世代(-_-;)ではないでしょうか。

長期予報では「暑い夏」になりそうです。って、毎年そんなこと言って脅かされてる気がしますが…。涼しい梅雨からのギャップで倒れないように、逆に「寒かったら長袖着る」ように。ちゃんと対応していきたいと思います<(_ _)>