その245「人混みが苦手」の原因は…?

今年はお医者さんのお話が続いております。ついでと言ってはなんですが、もう一つ筆者の通院エピソードをお話させてくださいm(__)m。

 家人の腰痛、筆者の胃の違和感から今年はお互いに早めに医者に行き予防しあうことにしようと我が家では決めております。その受診が「たいしたことない」だったらそれでいい、とにかく気になることがあったらすぐ行こうということです。

その243 同病相予防する

 実は筆者、まえまえから気になっているある症状がありました。
 それは「年々、人混みが苦手になっていく」ということです。

 若いころ、20代の前半は東京の台東区に住んでおり、ニュースでよく流れる「年末のアメ横」も毎年通っておりました。あれは満員電車並みの人混みで売り場の声も高い状況でしたが当時はまったく辛さを感じることはありませんでした。

 それが30を過ぎたあたりからだんだん人混みが苦手になっていき、アメ横はおろか「混んでいる店で食事をする」のも厳しくなってきました。
 それでもまあ「厳しい」だけで無理ではなかったのですが、去年末、家人と外食に行ったところついに混んでいる店の中にいることが「ムリ」と感じるようになりました。食が進まず、会計を家人に任せ店の外に出て深呼吸をする有様です。

 さいわいあまり人混みに行かずに済む生活スタイルなのであまり気にしないようにしていたのですが、外食くらいでこうなっては「日常的な社会生活」に支障をきたすなあ、と思いまして。
 そういう時はやはり、プロを頼るのが一番です。

 いろいろ考えてみたところひとつ心当たりがありました。筆者、どうも「耳」が弱いのではないかということです。

 聞こえが悪いのではなくむしろその逆で、余計な音をやたらと聞いてしまうクセというかなんというか…が昔からありました。聞き流すのがヘタ、とでも申しましょうか。
 今でもテレビを見ると頭が非常に疲れるので長時間は見られません。駅のアナウンス、本屋の店内放送などに(…少し黙っててくれないか)と思ってしまうタイプです。
 むしろ人が多くても静かな場所なら問題なく、会社の研修とか、勉強会などで不調になったことはありません。

 というわけで勇気を出して「耳鼻科」に行ってまいりました。
 
 耳の検査を一通り受け、なにも障害や機能低下はないことがハッキリしたうえで…それでも他人が気にならない音がストレスになる、「聴覚過敏」という症状があることをそのとき初めて知りました。症状と申しますのは、病気そのものではないが不都合が出るというほどの意味で、どうも筆者はそれだったようです。

 お医者さんに「こんな症状はないか」といわれることがいちいち心当たりがあり、ああこれはメジャーな症状だったのか、これを抱えている人はこの世にいっぱいいるんだと思うだけで非常に頼もしい気持ちになりました。

 対策としては正常な耳をどうこうする必要はないので、まず単純に人混み、うるさい場所を避ける。どうしても行かなければならないときは「耳栓(市販品でよい)」をする。ノイズキャンセリングイヤホンなど耳の刺激を和らげるいろいろな機器があると教えてもらいました。

 要するに見えにくい人がメガネをするように、聞こえすぎる耳には耳栓をしろということですね。

 また周囲の理解も大事ということで、この診断結果を持ち帰って家人には「外食は平日昼間の空いているときにしよう」と合意を取り付けました。なにもわざわざ苦手な場所に赴く必要はありません。お昼なら値段も安いですしね(笑)。

 …ここまでやってみて、ああこれ介護とそっくりだなと筆者は感じました。

 なにかできないことがある、不都合がある。プロに相談する。生活の中で対策を講じる。そして周囲の理解を得る…なにも一人で悩んだり、無理にまわりに合せなくてもいいのですね。さんざん自分で書いて置いてお粗末な話ですがw。
 また状態が悪化する前に、早め早めの相談なほどとれる手立てが多いというところも似ている気がします。

 とりあえず早急に耳栓を購入しまして、15年ほどモヤモヤしていたのがスッキリしました。ちょっと疲れてるなと思うときとりあえず耳栓して、深呼吸する毎日です。

(余談)


 
 こういう感じで一概に音に弱いというのでもなく、気づくのが遅れました。自己判断ではなくいちどはお医者にかかるのが確実ですね…。