その49 個人的「流行語大賞」
2017年もほどなく暮れようとしておりますね。年末恒例の流行語大賞、今年は「不作」のようで、ノミネートされた言葉にもそれほどインパクトを感じませんでしたが…。
個人的な今年の流行語大賞、一番よく聞いた言葉は、
『ポイントカードはお持ちですか?』
…でした。
正確には、
『ポイントカードはお持ちですか?』
『ありません』
『失礼しました』
の一連のやり取りです。ほぼ毎日していたのではないでしょうか。それこそセ○ンイレブンでもロー○ンでもマイ○スケットでもグルメ○ティでもラ○フでも、必ず聞かれますので…(私が頑なにカードを作らないからですw)。
余談ですが、ポイントカードの有無を問うのがなぜ「失礼」なのかよくわかりませんw。
まあ特に深い意味はなく、そう答えるよう決まっているのでしょう。個人的には「カードを出すのが面倒」「たいした金額じゃないからいい」など、持っていても出さない場合もあると思いますので、いちいち確認しなくてもいいと思うのですが…。
むしろ毎日の買い物で「同じ人に同じことを毎回聞かれる」ほうによほど失礼を感じます(苦笑)。
新しい店員さんなら気にもなりませんが、「あなたこの会話何回目ですかw」と言いたくなるお人がたくさんあるからです。
これをもって単に「マニュアル接客はいけない」「レジの言葉遣いがおかしい」と決め付ける気はありません。
きっと面倒な事情があるのでしょう。トラブルが起きたとき「マニュアル通りやらないからだ」と言われたくないでしょう。むしろ店員さんも(この人にはきかなくていいよな)(このやりとり、面倒だし省きたいな…)とお思いではないでしょうか。実際、そういう意見もあるそうです。相手に応じて対応を変えられない、のは正直辛いことも多いでしょう。なにより、飽きます。
その点、介護は自由だなといつも感じます。
なにせマニュアル通りどころか、マニュアルの立てようがないのですから。もちろん基本的な決まりごとはありますが、その日その日で相手の状態が違う。決まりきった対応では仕事にならないからその分職員さんはいろいろと工夫します。苦労のしどころではありますが、少なくとも「飽きる」ヒマはありません。
『商いは飽きない』と昔の人も言っておりますが…仕事によって事情は色々ですね。
個人的にはやはり「自分で工夫できる」ほうが好きだなあ、とは思います。
…では皆様、よいお年を。
追記
一方、近所のコンビニはこんな感じ。規則的ないい悪いはともかく、「気持ち」がいいのはやはりこっちです。