その119 安全に暖かくするには?

コロナウイルス流行に加えて、インフルエンザの季節になってまいりました。今年は皆さんマスク着用していますが、感染率に影響は出るのか興味深いところです。

コロナにはマスク、密を避ける、手洗い、これはもう覚えました。

インフルエンザにはうがい手洗い、部屋の保湿、床の消毒。これも何度か書きました。

今年はそれより一歩進めて、そもそも「カゼをひかない為になにが重要か」を考えて見ますと…。

やっぱりこれは「免疫力」ということになりましょうか。感染症とは要するにウイルスに免疫力が負けている状態ですので。

免疫力について調べると大変ムズカシイwのですが、簡単に実践できる方法もあります。それは「暖かくする」です。免疫力は体温が36.5度のとき正常に働き、1度高くなれば一時的に5,6倍も免疫力が高まるそうです。風邪をひくと熱が出るのはこのためですね。熱を上げて免疫を高め、ウイルスと闘うという…。
(余談ですが寒いというだけでヒトは免疫が下がり、気分が落ち込み、鬱状態に近くなるそうで…この時期「なんか知らないけど調子悪い」のは「寒い」のかも知れませんね)

ならば風邪をひく前から体温を高く保っておけばいいので、つまり暖かくしておけばいい。これは単純明快です(笑)。

ただインフルエンザでお話したように、エアコンやヒーターは部屋の乾燥が心配です。加湿を頑張るのもいいのですが、その前に、やっぱり服装が大事なのではと感じました。

暖かい下着や上着はもちろんですが、熱が逃げやすいのは実は足もとだそうです。
冬の室内、時として「なんか外より寒いような…」という気がすること、ないでしょうか。私もこれ不思議に思っていたのですが。これは体が触れる部分、つまり床から体温が奪われている状態だそうです。試しに室内サンダルを履いてみたらそれだけでずいぶん寒さが和らぎました。
意外な盲点でした(^_^;)

他にも骨が出ている部分(手首、ヒジ、肩、首、腰、膝、足首)の保護も有効。室内で厚着はイヤだという方はサポーターなどいいですよね。私も机に向かう時、足首サポーターつけてます。

服は「体温を逃さない」もので、体温を「上げてくれる」ものではありません。体温を上げる一番カンタンな方法は「ちょっと運動する」。とたんにポカポカになって「なるほどこれは風邪予防」という感じがいたします。

しっかり着込んでインフル予防の床掃除をすればほんのり汗ばんで、一石二鳥w。

私も今年は「着込んで運動」で乗り切りたいと思います。

コロナ後初めてのカゼの季節、どうか免疫を高めてご自愛ください<(_ _)>