その23 お湯が止まった日

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メッキリと寒くなってまいりました。食器を洗うのにも水では厳しい季節ですね。
前回は自然災害について書きました。が、ライフラインというものは別に災害がなくても止まる・・・ということを、私自身忘れておりました。

先日お風呂で頭を洗っている最中に、急にお湯が出なくなったのです。給湯器が故障したようです。故障は仕方がないにしても、このあとがいけませんでした。

住居はマンションなので、きっとオーナー指定の工務店があるはず。すぐに不動産屋に電話しました。不動産屋は「今日は土曜でオーナーに連絡が取れない」というので、しかたなく年中無休の東京ガスに見てもらうことになりました。2日かけて見積もりをとり、給湯器を交換しようという月曜日、どうしたことか不動産屋から「オーナーの意向で○○工務店に頼むことになった」との横槍が。工事は遅れるわ、東京ガスに申し訳ないわとてんてこ舞いになりました。結局、機械が直ったのは水曜日の午後。約5日、お湯が使えない状態が継続してしまいました。修理に来てくれた○○工務店さんも「土曜はウチやってるのに、おかしいなあ」と首をひねっていました。

介護職員のクセというわけでもありませんが、「事故分析」してみるとどうもこれは「人災」に思えてなりません。まずは「土日に異変が起きたときの連絡先が掲示されておらず、不動産屋も把握していなかった」。次に「オーナーの意向が決定した時点で、当事者(私)と東京ガスに連絡をしていなかった」などがあがります。
また自分の反省点としても「設備故障時の連絡先をあらかじめ聞いておかなかった」のは手抜かり。この機会に「電気、水道、火災報知機の業者と電話番号を貼って置いてください」と不動産屋に頼んでおきました。

不動産屋、管理会社といってもやはり人間のすること。「担当者が変わった」「引継ぎがうまくできていなかった」などのミスは当然あると思います。しかも、そういうことはトラブルがないとなかなか発覚しないものです。

特に集合住宅にお住まいの方、いちど管理会社や不動産屋さんに「緊急時の対応」について伺ってみることをおすすめいたします。事が起きる前に確認する、メンドウではありますが天災ならぬ「人災」はそれで防げる可能性がありますので・・・なにより、11月に5日間の水シャワーは大変大変ツライものがありましたので・・・(苦笑)。

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(追記)
当然、東京ガスへの出張費、見積もり代は不動産屋が持つことになったのですが、嫁さんの銭湯代については何も言ってきませんw。いま銭湯も高いんですからね。5日で2千円はかかったんですから、全く。