クリエイティブな専門職を突き詰めよう!

僕は、介護職がマニュアル通りの脳みそをまったく使わない仕事、になっていくことに、強い危機感を感じているんです。なぜかというと、介護はその時、その場所で、ご利用者の状況を見ながら自分で判断して、仕事を自分自身で創っていく。実はとてもクリエイティブな「専門職」なんですから。
大起エンゼルヘルプが求めているのは、専門職としての高い意識を持って動ける方です。すでにある取り決めに基づいて動くような職員じゃなくて、自分で考えて、仕事を創っていける専門性の高い職員を増やしていきたいんです。「どこでも、誰でもできる仕事」がしたいのであれば、大起エンゼルヘルプで働く必要はありませんね。
「ご利用者の尊厳の保持と、有する能力を保持したままの日常生活の支援」この、大起エンゼルヘルプの理念って、介護業界全体の目的なんですよね。その目的を達成するために、僕たちはこれからも“自立支援”をとことん追求し続けていかなければならないと思っています。

ちなみに、僕が今一番やりたいことってのは、PTA活動!今年5歳、4歳、2歳の子供がいるんですが、ちょうど60歳くらいの時に小学校に上がるんですよね。PTAって、その地域に暮らしている人たちが集まって活動しているじゃないですか。僕は転勤族だったんで、街の人たち、地域と繋がって、何かの活動をするっていうのが、ずっと憧れだったんですよね。あとはやっぱり、高齢者の「生きる」に関わってきて、次はちびっこの「生きる」に関わりたいなって想いもあります。とにかく、人の人生に興味があるし、関わっていきたいんです、僕は。
今、ご利用者を連れて街に出かけることもよくあるんですが、住み慣れた街で地域の人みんなと知り合いで、あったかく迎えられている姿を見ると、やっぱり地域との関係性ってすごく大事だなと思うんです。大起エンゼルヘルプが展開している、ご利用者が住み慣れた街でずっと暮らせるようなサービスっていうのは、まさにこれからも必要とされ続けるものだと思いますよ。
とりあえず僕は、60歳から70歳まではPTA活動で地域の人とおもろいことをしていくのが目標です。
和田行男
和田行男
高知県出身。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ転身し、特別養護老人ホームなどを経験。99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括。著書『大逆転の痴呆ケア』『認知症開花支援』(中央法規)。TV出演『プロフェッショナル仕事の流儀』(NHK)。