石鍋かおり

「ご利用者の能力を活かす。」これは、私たち大起エンゼルヘルプがなによりも大切にしたいことです。
訪問介護は、ご利用者のお宅に訪問し、掃除や洗濯、食事など日々の生活を介助するサービス。
一般的な介護は、ご利用者に代わり、介護スタッフが身の回りのお世話をすべて行うというイメージが強いと思います。しかし、そんな今の介護に、私たちは疑問を覚えます。
ご利用者はもちろん介護が必要ではありますが、人としてのすべての能力が失われたわけではありません。もしかしたら、洗濯物を干すことはできるかもしれません。もしかしたら、料理の味付けならできるかもしれません。私たちがなんでもかんでもお手伝いしてしまえば、まだ生きているご利用者の能力は衰えてしまう一方です。できる範囲でいいのです。ゆっくりでいいのです。能力を決してあきらめず、共に日常生活を歩んでいく。それが、私たちの行っている「支援」です。

常に根底にあるのは「もし、自分が介護される側になったなら、どのようにしてもらうことが一番嬉しいか。」という気持ちです。例えば私だったら、老後は自分の家で自由気ままに暮らしたいと思っています。ご利用者一人ひとりの想いをコミュニケーションの中で感じ取りながら、この場面ならきっとこうしてほしいだろう、自分だったらこうされれば嬉しいだろう、ということを考え実践しています。おむつ交換ひとつにしても、不快に感じない方法をご利用者ごとに見つけ出します。上手くいった時は、心の中で「やった!」と小さな達成感を得られます。こんな、一つひとつの成功体験の積み重ねが、自分自身の仕事に対する自信や誇りを生み、また、ご利用者からの信頼にも繋がっていくのです。

現在大起エンゼルヘルプでは、200名以上の訪問介護スタッフが働いています。「チームケア」を徹底し、事業所内のスタッフ全員がすべてのご利用者の特徴・好み・性格・注意事項などを把握。誰もが同じレベルのサービスを提供できるよう、業務マニュアルの作成や定期的な研修の実施などで、スキルの向上を図っています。私たちは、「仕事だから支援する」という気持ちではありません。ご利用者が少しでも長く豊かな生活を送れるよう、一緒に人生を見届けていくという強い想いで、この仕事に取り組んでいます。

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