座談会

地域とつながって
生きること

介護施設に住まう方と近隣住民の交流が盛んになれば、
その地域は今よりもあたたかくなるはず。
今回は、他社で介護経験のある3名に大起エンゼルヘルプの特徴、
その特徴を活かした地域とのつながり方について
語っていただきました。
  • 岡本 啓

    岡本 啓

    グループホームなごみ国分寺北町
    グループホームなごみ国分寺北町 1階管理者
    [2012年8月 中途入社]
  • 中溝 美幸

    中溝 美幸

    西落合・国分寺
    西落合・国分寺施設統括施設長
    [2017年1月 中途入社]
  • 島田 雅美

    島田 雅美

    グループホームなごみ国分寺北町
    グループホームなごみ国分寺北町 2階管理者
    [2017年6月 中途入社]

まず大起エンゼルヘルプらしさって何だと思いますか?

中溝
大起エンゼルヘルプらしさといえば、入居者に「自分の人生を自分らしく生きていただく」というスタイルを徹底していることだよね。危ないから、難しいから、と何でも「ノー」といって管理するのではなく、可能な限り本人のやりたいことを自由にやってもらう。ここを大切していることかな。
岡本
まさにそこですよね。いま、介護って世の中から注目されている仕事だけどその多くが「なんでもやってあげる介護」。それを続けると、高齢者は守られた環境の中で、何でもやってもらわないと生活できない状態に…。一方、大起エンゼルヘルプの施設での生活って、入居前の状態に限りなく近いと思う。
まず大起エンゼルヘルプらしさって何だと思いますか?
島田
自宅にいるのと変わらない生活を送っていただくことを大切にしていますよね。例えば、料理一つとっても考え方は全然違う。多くの施設では包丁の取り扱い・衛生管理の観点から≪料理=一大イベント≫だけど、そもそも料理って普段の生活では毎日やることだから、うちの場合は、普通の生活の中で、自分たちが食べたいものを用意することは「当たり前のこと」として、イベントではなく「生活」として行っていますね。
岡本
自分でできることを自分の意志でやってこそ、人生がその方らしいものになっていく。そのお手伝いをするのが私たちの仕事ですよね。
中溝
他社のPRやホームページなどで「介護職としてのやりがいは?」という質問に「ありがとうといわれた時です」って答えている介護職のインタビューを良く聞くけど、私はそう思わなくて。それよりも入居者から「今日も色々やって大変だったわ」なんて言われた方が、「よし!」って思うけどな。
島田
それ、すごくわかります。“大起エンゼルヘルプあるある”ですよね。

大起エンゼルヘルプだからできる地域への馴染み方

岡本
目指すのは、施設の人が地域に住まう人として受け入れられること。入居者には日々の生活を通じて、町の住民としての実感を持ってもらいたいんですよね。同時に、地域の方々には介護施設やそこで暮らす方々が特別な存在ではないことを知ってもらいたい。
中溝
そのためには、地域の方々に認知症を正しく理解していただく必要があるけれど、だからといって特別なことをする必要はないと思っていて。例えば、普通に買い物に行ったり、ゴミ出しをしたり、公園や道端で近所の方とお話したり、私たちと変わらない“普段の生活”を続けることが地域に馴染む一番の方法だと思う。
大起エンゼルヘルプだからできる地域への馴染み方
島田
大起エンゼルヘルプの場合は施設に施錠をしてないから入居者やそのご家族、地域の方も出入りが自由。そして、制服もないから≪介護者と入居者≫という関係も私たち以外はわかりづらい。地域の方からしたら「施設っぽさ」感じにくいのもいいと思います
中溝
それはある。実際に私が入居者と一緒に散歩をしていたんだけれど、地域の方からは「新しい家に引っ越してきた奥様」と思われていたみたい(笑)。介護施設の人っていう先入観がないから自然と会話ができるし、知り合いもどんどん増えていくしね。
岡本
≪職員は制服を着る≫、≪お出かけするときはみんなと決まった時間に≫みたいなルールがあったら、こうはいかないよね。
島田
“普段の生活を大切にする”という考え方は、地域に馴染むために重要なことだと思います。

地域との一体感を感じる瞬間について

岡本
やっぱり地域の方からのリアクションがあったときかな。
中溝
例えば公園で知り合った方がペットのワンちゃんを見せに連れて来てくれたり、散歩がてらフラッと立ち寄ってお話してくれたり。こういうのは結構多いよね。
島田
そうですよね。あとは入居者のご家族が遊びに来たとき。しばらく話をした後、入居者は料理を始めて、その間にご家族は他の入居者(職員同伴)と一緒に食材を買い足しに出かけ、帰ってきたらみんなでご飯を作って食卓を囲む。こういう時も地域との一体感を感じますよね。
地域との一体感を感じる瞬間について
中溝
すごくわかる。私たちとしてはそこに住まう人のもとへ気軽に集えるあたたかい雰囲気を作っていきたいよね。いつでもどうぞって。
岡本
こういったことを認めてくれる会社があって、職員が入居者の“普通の生活”を大切にして、理解してくれる家族・地域住民がいる。この環境が作れるのは大起エンゼルヘルプならではなのかな。これは、長年介護に携わってきたからこそそう思う。
中溝
「施設」とか「認知症」をいかに特別視しないかが大切。人は誰かに生かされているのではなく、自分の人生を生き抜くことが人の自然な姿だから。そして自然な姿だからこそ違和感なく地域に馴染むことができる。これからも、特別でない毎日を送っていきたいよね。