新しい自分、成長する自分に
出会うための、
会社の成長支援・制度。

Next Stage 新しい自分、成長する自分に出会うための、会社の成長支援・制度

資質の向上やキャリアアップに向けた支援

当社の事業は大きく『居宅介護支援』『訪問(入浴・介護)』『入居・通所』『地域包括』『住環境支援』 の 5 つに分けられます。いずれも高齢者が主な対象ですが、事業によっては障がいをお持ちの方が対象になるものもあり、求められるスキルは異なります。職員のスキルアップのためには、研修を定期的に開催し、継続してインプットできる環境を整える必要があります。そのため、大起エンゼルヘルプでは研修の年間スケジュールを立て、それに 沿って 研修を開催。受講する職員は年度のはじめに『個別研修計画』 を作成し、自身の目標を明確にしたうえで、その目標を達成するために必要な研修を 選択 します。 職員の一年後の姿を明確にしたうえで研修を受講するため、研修がカタチだけで終わることはありません。確実な成長を遂げることができます。

業務研修

業務研修

職員ごとの『個別研修計画』に沿って 、業務時間中に受講する研修です。対象となる職員に応じて、業務に必要となるテーマを設定し開催されます。介護の現場ですぐに役立つものが中心ですが、事業所の管理者向けの内容や、社内で 3 年、 7 年と経験を積んだ職員向けの内容のものもあります。同時期に入社し、研修を一緒に受けた他事業所の仲間との再会の場、長く勤めたことの喜びを 互いに 実感できる 場でもあります。

選択研修

選択研修

全職員を対象とした自由参加型の研修です。集合形式にとらわれず、オンラインでの研修も開催されていますので、職員は業務の終了後にすぐに研修に参加することができます。また、Web 上の動画を閲覧できるようになっているものもあり、自宅からスマートフォン等で時間の空いたときに研修を受講することも可能です。また、この選択研修の講師は社内のあらゆる職員の自薦・他薦により選ばれていることも特徴です。 誰かに伝えたい自身の経験や専門職ならではの知識をもっている人であれば、講師になることができます。職員自身のさまざまな知見を深める場であるとともに、講師を経験することでコミュニケーション力、プレゼンテーショ ン力を磨く場としても機能しています。

メンタルヘルス(セルフケア) メンタルヘルス(セルフケア)
福祉用具の基礎知識 福祉用具の基礎知識

講師メッセージ

宮下 慎五
選択研修講師

宮下 慎五

豊島ケアセンター/センター長・サービス提供責任者
2002年4月入社

私は選択研修で『障がいへの向き合い方(ノーマライゼーション・ICF等)』について講義を行っています。障がいと聞くと、中には「物事がうまくできない・マイナスなこと」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大起エンゼルヘルプでは障がいがあってもなくても一人の同じ『人』として尊重し、それぞれの方の事情・考え方・困りごとに寄り添いながら、ご利用者の『強み』を見つけ出し、支援することを大切にしています。これは職種問わず、当社で働くうえで必要な考えの一つ。そのため研修には現場のスタッフに限らず様々な職種の人が参加します。会社として大切にしていることを伝える役目は責任重大ですが、それ以上にやりがいを感じています。

石塚 智明
サ責同好会の運営・研修講師

石塚 智明

豊島ケアセンター/サービス提供責任者
2004年7月入社

サービス提供責任者(サ責)とはケアマネジャーが立案したケアプランに基づいて「サービス内容」「提供手順」「提供方法」などを具体的に決め、計画通りにサービスが提供されるよう調整をする仕事です。今までサービス提供責任者の仕事は拠点ごとで完結しておりましたが、2021年、横のつながりをより強固にすることを目的とし『サ責同好会』を発足。全拠点のサービス提供責任者が自由に参加でき、Webを通じて顔を合わせる場ができたことで業務の相談や成功事例の共有が以前よりもスムーズになりました。まずは働きやすさ、サービスの質の向上を目指し、ゆくゆくはサービス提供責任者の仕事の魅力を社内に発信したいと思います。

両立支援・多様な働き方の推進

より働きやすく、より続けやすく。そのような思いから、法令上位置づけられている育児休業や介護休暇、子の看護休暇をはじめ、『共働き手当』(大起エンゼルヘルプで働く全夫婦を対象に、一世帯あたり最大 3 万円を毎月支給)、『エンゼル休暇』( 期限内に取得できなかった有給休暇を 国家資格等の取得を目的とした通学 、 妊娠による定期健診のための通院、家族の看 取りなどの際に使用)など、会社独自の制度もご用意。雇用形態の変更やシフト調整はもちろん、事業所によっては子どもを職場に連れてくることもできるため、周りの職員やご利用者が一緒になって子どもの面倒を見ることもあります。社員一人ひとりの事情に合わせ、柔軟に働き方を変えることができます。

育児休業

育児休業

最長3年間(子どもが3歳まで)の育児休業を取得でき、2018年には男性職員が1ヶ月間、取得しました。育児休業の間も上長や事業部長に「より近くの事業所に異動したい」「復帰後の働く時間を短くしたい」など、今後の働き方について相談もでき、ご本人の希望があれば事業所の見学も行います。職場復帰にあたり勤務先以外にも、雇用形態、勤務時間、出勤日数など柔軟に対応できるため、今まで多くの職員が現場への復帰をしました。これからも、一人ひとりに合った働き方を実現させていきます。

健康管理

健康管理

ご利用者に良いサービスを提供するには、まず社員の健康を守ることから。『定期健康診断』や『インフルエンザ予防接種助成金』、外部機関による『メンタルヘルスカウンセリング』を受けられるなど、心身の健康を保つ取り組みをしています。2019年からは全職員を対象とした『ストレスチェック』を始めるなど、常に健康管理の体制に磨きをかけています。また、このような会社の仕組みとは別に現場の声を聞き、毎年度、安全衛生目標を立案。腰痛や転倒など、現場のトラブル削減にも努めています。

浅野 裕子

浅野 裕子

デイサービスセンターエンゼルヘルプ浅草/介護スタッフ
2007年2月入社

入社時の私は無資格でした。利用者さんの 『 したいこと 』を応援するという支援を大切にしていく中で、日々経験を積み『介護福祉士』や『ケアマネジャー』の資格を習得。看護師や作業療法士等との交流、社内研修で刺激を受け『もっと人間の身体機能面を深く理解したうえで利用者さんの生活を支えたい』『地域にとって安心感を与えられる存在になりたい』と思うようになりました。この会社には利用者さんだけでなく職員のしたいことも応援してくれる制度、風土があります。私は働きながら作業療法士の資格取得を目指し専門学校に入学。臨床実習や試験前はエンゼル休暇を活用することで学業と仕事の両立ができました。私は作業療法士として臨床現場の経験を積むために15年勤務した大起エンゼルヘルプを卒業します。知識と経験を積み、そして私はまたこの職場に戻ってきます。皆とまた一緒に仕事がしたい!という想いでいっぱいです!

岩下 実和

岩下 実和

ケアホーム東大井/介護スタッフ
2007年2月入社

私は新卒で入社し、その後、結婚。当社で二度の育休を経験しました。いま私が家庭と仕事を両立できるのは、間違いなく周りのサポートがあったから。自宅に近い職場への異動願いを受け入れてくれた人事部や、どうしても家で子どもの面倒を見る人がいないとき「子どもを職場に連れてきなよ」と言ってくれた上司、そして、その子どもの面倒を見てくれる同僚やご利用者など。その他にもお世話になったことは数えればきりがありません。これだけ協力してもらえるからこそ、周りに困っている人がいたら「今度は自分がサポートしなきゃ」と思えるようになります。子育てに関して、制度がしっかりしているだけでなく、ここまで協力的な方が集まっている会社はなかなかないと思います。

入職促進に向けた取組

大起エンゼルヘルプは、東京都が実施する東京都就業促進事業の対象となっています。東京都就業促進事業とは、介護業務への就業を希望する方が働きながら無料で『介護職員初任者研修(旧ヘルパー 2 級)』の 資格を取得できるというものです。 社員数 654 名( 2022 年 2 月現在)に対し、その制度を活用して 2021 年度に入社した数は 29 名と、 積極的な採用を行っています。介護職員初任者研修を取得した後も、当社の資格支援制度を活用することで『介護福祉士』『ケアマネジャー』などの取得を目指し、キャリアを築くことが できます。

井口 実

井口 実

北ケアセンター/サービス提供責任者
2015年9月 中途入社

事務職、飲食店のホールを経験したのち、東京都就業促進事業で入社しました。未経験からのスタートでしたが、日々の業務で覚えたことがそのまま資格取得に活きることもあり、 介護職員初任者研修の取得はスムーズにいきました。しかし、そこで満足はしません。次の目標は『介護福祉士』です。資格の難易度は上がりましたが、センター長を中心とする周りのサポート、そして会社が開催する介護福祉士試験の対策講座に参加することで資格を取得。正規職員となった今では、サービス提供責任者として勤務するようになり、ご利用者や職員の窓口として日々奮闘しています。

腰痛を含む心身の健康管理

介護にかかわる 職員が、 やりがい を感じながら健康に長く働きつづけるためには『腰痛予防』の考え方が重要です。大起エンゼルヘルプでは、リハビリテーションの専門職が講師となり、職員にとっても、ご利用者にとっても負担のない介護方法を 習得できるよう、 職員へ 研修を行っています。また、車いす介助時や介護ベッド操作時の注意点などを、 2 ,3 分 の短時間で確認できる動画を作成し、現場で困ったときにすぐに確認できるようにしています。この動画は大起エンゼルヘルプの職員であれば、自身のスマートフォンからも閲覧が可能です。

生産性向上のための業務改善の取組

介護の現場では、ご利用者への直接的な 支援が重要なことはもちろんですが、自分たちの支援を記録に残すことも同じくらい重要です。大事な 『 記録 』ですが、記入 ・入力するのに時間がかかってしまったり、過去の情報を確認したい時に探しづらいようでは、本来の意味を成しません。現場で働く職員が『記入や入力がしやすい』『 検索がしやすい』記録様式の提案を本社事務方や事業所の管理者、実際に現場で働く当事者の職員が行う仕組みが整っています。提案を受けて見直しした記録様式の使い勝手がよいかどうか、実際に職員さんの事務負担の軽減につながっているかどうかも 確認し、『より良く、更に良く』なるように常に見直しを行っています。

やりがい・働きがいの醸成

やりがい・働きがいの醸成

大起エンゼルヘルプでは、2000 年から『ご利用者の声を聞く』取り組みを継続しています。2022年2月現在では、居宅介護支援、訪問系事業(入浴・介護)、通所系事業において定期的に「利用者ア ンケート」をお配りし、ご利用者やご家族の声をうかがっています。 アンケートがご利用者側からの一方通行とならないよう、いただいたご意見に対する回答は『お手紙文』としてまとめ、お返ししています。ご利用者やご家族からのお褒めのことばは職員のやりがいに直結します。ときには厳しいご意見をいただくこともありますが、『より良い支援』につなげるチャンスと捉え、支援の見直しに活かしています。
現場では職員同士が話し合って決めた『支援策』に沿ってご利用者へ係わっていますが、ときにはその方法ではうまくいかないこともあります。『どうすればうまくいくだろう』と職員同士が知恵を出し合い、今まで取り組んだことのない支援に挑むことも 多々 あります。大起エンゼルヘルプでは、そのような『チャレンジ事例』を広く職員に知ってもらうため、現場の様々な事例を『職員通信』として取りまとめ、職員へ発行しています。