技能実習生2期生WEB家族面会

こんにちは。だいぶ暖かい日も増えてきたものの、朝晩の冷え込みは未だ厳しく、布団から離れられない毎日ですね。

さて、先日2月27日(土)にベトナム介護技能実習生(2期生)の受入れを前に、家族面会の機会を持ちました。

本来であれば、1期生受入れに同じく、直接ベトナム国に出向く家庭訪問スタイルとしたかったところですが、この度の新型コロナウイルス感染の影響により、WEBオンラインでの実施となりました。

実は技能実習生の受入れに伴う新型コロナウイルスの影響は、この家族面会だけではありません。そもそも2期実習生の受入れは昨年の5月~6月頃を予定していたのですが、ベトナム国から出国するにあたり必要な「在留資格認定証明書」の査証発行は昨年の3月27日より完全ストップ状態にあり、入国出来ない状態にありました。そして昨年末になりようやく査証発行が再開され、いよいよ来国かと思われた矢先の新年1月7日に、日本国緊急事態宣言に伴う外国人全ての往来禁止により、未だに明確な来日予定が立たない状況なんです。

そのような中で行われた家族面会。やはり、どの実習生や家族も思っていることは、「いつになったら日本に行けますか?」という不安でした。我々としても1日も早く実習受入れを叶えたいだけに、その不安の気持ちもよくわかります。

面会ではそうした不安をはじめ、1つ1つの疑問や質問に丁寧に応じていく事で、緊張や不安で強張った表情だった実習生やご家族も、段々と表情がほころび、WEB上でお別れの時には手を振って笑顔で終了!

ほとんどの実習生は来日出来ない現在、ベトナムで仕事をしながらも日本語勉強も一生懸命に取り組んで下さっており、昨年10月にWEB面会を実施したときよりも一段と言葉が出ておりました。

こうした面会の目的は、不安の解消といったことだけではなく、海を渡って我が子を送り出すご両親の気持ちに寄り添い、ただ技能実習生を受入れ雇用する事だけが法人の責任ではなく、その家族とも関係を築き、遠い日本へ送り出すことを応援して下さったご家族とも、技能実習生にとってのより良い仕事環境を構築していくことなんです。

この緊急事態宣言が解除となり、日本の桜が満開となるこの春に、技能実習生の皆様を迎え入れられることを心より願うばかりです。お会いできる日が楽しみです!

 

面会の様子(左:通訳ハンさん 中:代表取締役小林 右:技能実習担当八幡)

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