介護技能実習評価試験
昨年より大起エンゼルヘルプでは、初めて外国人技能実習生の受け入れを行っております。
申請、受入、関り(勉強会や生活のサポート)と何もかもが初めてのことであり、日本語も
なかなか上手く伝わらない…。
通訳や生活サポートに入ってもらっている技術・人文・知識国際業務ビザで雇用している職
員さんからも、「その日本語の意味は何ですか?」と、毎日が質問三昧。
身振り手振り、ひらがな、カタカナ、ローマ字、ベトナム語、日本語、英語、全てを駆使し
て行う勉強会は、毎回終了後には今迄に味わったことが無い疲労感・・・でも、その疲労感
よりもあったのは、大きな使命感と、親心にも近い「どうしたら理解出来るのか」という想
いが、常に思考をフル回転させてくれました。
そんなこんなで6ヶ月が経ち、昨年12月には第一関門である、日本語能力試験(JLPT)
N3に一期生5人全員が合格出来ました。
しかし目標の1つだった日本語能力試験N3合格に安堵は束の間、次が最大の山場となる、
介護技能実習評価試験です。
なぜ最大の山場なのか?
それはこの試験が不合格だと、ベトナムに帰らなければならないのです。
不合格では、ここまでの技能実習生の努力と苦労が全て無駄になりかねません。
試験は、学科試験と実技試験があり、どちらも合格しないといけません。
日本語能力もN3を取得し、介護技術の勉強会や模擬試験も行いましたので、あとは、すべ
てを出し切るのみです。
先月末、先陣を切って越谷なごみ苑で2名が受検をしました。
全身全霊で合格祈願をしていたせいかは不明ですが、結果、2名とも無事に合格との連絡が、
先週末ありました。
まずはホッとしたのと同時に、残りの3名も続けて合格出来るように、皆さんも祈って下さい!!
自分自身が受検をする訳ではありませんが、自分のことのように共に関り、頑張ってきた
ことに成果が出ることが、こんなに嬉しい事とは。
誰かの為に必死になれるって、実はとても幸せなことですよね。