詐欺被害防止に一役、大起職員に感謝状!

本日、荒川ケアセンターの管理者(尾山 剛一さん)が、警視庁尾久警察署 横山署長より、詐欺被害を防止したとの事で感謝状を授与されました。

えっ!?一体何が起きていたの?と思いますよね。

実は1ヶ月程前となります7月7日の七夕の夕方に、詐欺により高齢者がATMからお金を振り込んでしまう所を荒川ケアセンターの尾山さんが気が付き未然に防いだのです。

時刻は銀行窓口が閉まった後の夕方。

とある銀行の3台並ぶATM機械に並んでいた尾山さん。

両脇の2台は次々と人が入れ替わるのに対し、真ん中のATM機械を操作している高齢者は一向に機器操作が終わらない様子が気になっていたそうです。

両脇の機械が先に空き、自身の機器操作をしながらも、気になっていた高齢者の方をふと見てみると、多額の現金が置かれており、何やら途中から電話で話しをしはじめたそうです。

電話の内容までは聞き取れないものの、「何かおかしい?」と思い高齢者に声を掛けてみますが、「大丈夫ですから」と逆に不審がられてしまう。

本当に大丈夫かな?と心配に思いながらも銀行を出たところ、ちょうどパトカーが目の前を通り過ぎる。

とっさにパトカーに手を振り停めようとするも、パトカーは気づかず通過してしまいました。。。が、そこで諦めないのが、男!尾山 剛一!さん。

颯爽と自転車にまたがりパトカーを追いかけ、警察官に事情を説明し、高齢者のもとへ駆けつけて下さった警察官が改めて話を伺い確認していくと、詐欺により振込みをする直前であり、未然に防ぐことが出来たという事でした。

声を掛ける所までは多くの方がされるかも知れませんが、「大丈夫です」と言われてしまうと、中々それ以上に踏み込んで行動する事って、勇気のいることかと思います。

昨年の詐欺被害額は148億円だそうです。この148億円も被害が公になったもののみであり、もっと多額のお金が騙し取られている可能性があるとのこと。

こうして、周りが「おかしいな?」と気が付き、行動に移してもらえることが、何よりの詐欺抑制効果にもなるとの事でした。

様々な場面において、「何かおかしい!」とその小さな変化に気がつけたこと、そして行動に移されたこと、さすが!ですね。そして、未然に防げたことで1人の高齢者の暮らしが守れたこと、本当に良かったです。

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