感染予防とコミュニケーション

本日(2月1日)、中途採用者のグループ法人合同入社式および入社時研修が開催されました。昨年10月よりグループ法人合同での開催となり5回目の開催!今月は13名の入社職員が出席されました。

過去4回の開催の中でも「より良く、更に良く」を目指し、小さな修正と改善は繰り返されてきましたが、この4回の中から課題としていた1つが、参加者である中途採用職員同士の会話が無い事!

それは新型コロナウイルス感染予防により1都3県に分けての会場少数開催のうえ、初対面同士。当然、職員間に会話が交わされることは少なく、休憩時間の多くはソーシャルディスタンスにより離れた席で各々過ごすばかり。

法人や事業所、サービスは違えど、集まる仲間は「同期」という特別な仲間と出会える貴重な機会なのに…。

また、新型コロナウイルス感染予防とはいえ、全く交流無くオンライン研修を視聴するだけであるならば、そもそも会場に集まらず、自宅からパソコンや携帯電話にて視聴した方がよっぽど感染予防になる訳で、わざわざ各会場に集まって開催するという事には、集まることに感染予防以上の大きな意味があることだと思います。(※もちろん、感染予防対策をしっかりと講じたうえで)

研修プログラムを改めて見てみると、「自己紹介」をする時間は設けられていましたが、参加人数が毎回違う為、時間調整が図れる研修の一番最後のプログラムになっていました。

しかし、お互いを知りあえる自己紹介の時間を、主催側の時間調整が出来るからという都合によって一番最後にして良いわけが無い!

そこで、各講師の方々にも協力いただき、今回5回目の開催では自己紹介の時間を前半(午前中)に!

すると、自己紹介の内容自体は例月に同じでしたが、その後の昼休憩、トイレ休憩時の職員の過ごし方にさっそく大きな変化が!

自己紹介での話の続きや、自分が働くサービスの話、自分の趣味の話、自分の乗っている車の写真をお披露目するなど、自らの発進もあれば、興味を抱き質問するといった主体的にコミュニケーションが交わされるようになりました。

もちろん、緊急事態宣言が発令されている現在、職員間の会話が多くあることは、感染予防の観点からするとリスクを高めてしまうのかも知れませんが、マスク着用や換気、手指消毒といった感染予防のなかで、こうしたコミュニケーションの機会が主体的に持てたことは、会場で顔を会わせることに意味ある時間となったように思います。

「自分自身を如何にして知ってもらえるか」そして「相手に興味を抱き、その人を知りたい」と思えるか。何気ない休憩時間の過ごし方の一コマかも知れませんが、私たちの仕事に関連して必要なスキルなんではないでしょうか。

まだまだ新型コロナウイルス感染の収束目途は立ちませんが、コロナを言い訳に出来ない理由探しよりも、コロナの状況下にあるけど、こんな事ならできるんじゃないか!といった平時には発想出来ない新たな「より良く、更によく」に挑み実践を続けていきたい!

↑なんてことない風景に見えるかも知れませんが、先月迄には見られなかった風景!

 

 

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